2015-05-12 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
特に戦後七十年の本当に今、特に証拠が隠滅されている関東軍七三一部隊による細菌戦研究であるとか人体実験、私もこれは自分の血液製剤をずっと使ってきましたけれども、この研究なんかもこういった戦時中に行われたと聞いております。
特に戦後七十年の本当に今、特に証拠が隠滅されている関東軍七三一部隊による細菌戦研究であるとか人体実験、私もこれは自分の血液製剤をずっと使ってきましたけれども、この研究なんかもこういった戦時中に行われたと聞いております。
○玄葉国務大臣 細菌戦に係る事実関係などは、時間的経過などを踏まえれば、政府が例えばさらなる調査を行って事実関係として断定できるのかどうなのかといえば、やはりこれはかなり難しいのではないかというふうに思っています。ですから、先ほど申し上げたように、歴史学者の方々のさらなる調査を待ちたいというふうに考えております。
七三一部隊と日本軍による細菌戦の問題なんですけれども、二〇〇三年の十月に、「外務省、防衛庁等の文書において、関東軍防疫給水部等が細菌戦を行ったことを示す資料は、現時点まで確認されていない。」としつつ、「新たな事実が判明する場合には、歴史の事実として厳粛に受け止めていきたい。」こういう政府答弁をされておるんですね。
細菌戦遺族の皆さんの希望は、日本政府の責任で旧日本軍七三一部隊等の調査機関を設けて事実調査をまず行ってほしいということをおっしゃっているわけです。ですから、この金子論文が発見されたということを一つの大きな契機にして、七三一部隊の細菌戦の調査研究、真相究明に着手するという決意をぜひおっしゃっていただけませんか。
昨年八月、TBSの旧陸軍七三一部隊、細菌戦部隊ですけれども、これに関する報道で、たまたま画面に当時の安倍官房長官の写真が映り込んだ事例でした。ほかの件はそんな大げさな報告要求条文というのは適用してないんですが。 そこで、大臣、総務省は現職の官房長官に対して失礼であったというのでより重い条文を適用した、こんなふうに理解してよろしいですか。
慰安婦問題をやっている人、細菌戦の賠償の問題をやっている人。あと、靖国神社にペンキで塗りまくったあの馮さんも、本来は彼に日本に滞在ビザをもう出しているのに、これを途中、呼び出して、取り消して中国に送り返したんですが、その当時、私も日本の法務省の関係者に指摘しましたら、皆さんこんなことをやると逆に反日の種をまいてしまったと。
法的、倫理的問題はもちろんのこと、クローン人間の人権、地球外生物・動物と人間の合成生物、大脳機能の外的な操作、生命、死、人口のコントロール、中性人間並びに性転換の人権のあり方、あるいは試験管内授精、超人間計画、スーパーヒューマンですね、それから場合によっては人口増加に備えて、疫病の人為的流行計画、ある程度人間はふえ過ぎると困るのでそれを人為的に、他に及ばない形で減らしていくようなこととか、あるいは細菌戦用
中国での日本軍の毒ガスは北から南まで広範に分布をしているわけですが、昨年死亡事故のあったチチハルには関東軍化学部隊、いわゆる五一六部隊というのがありまして、そしてまた、いわゆる七三一部隊というのは有名ですが、この細菌戦部隊があったのもハルピン。こんなわけで、旧満州が特に日本の、日本軍の生物化学兵器の実験場だった、こういう状況にあるわけですね。
あとはほとんど恩給の受給資格をめぐるものと思われる問題ですとか、最終的に軍属であった地位を確認して船員保険の受給資格を認定させる問題ですとか、国内的にそういうような問題がありますけれども、私たちが今こんな問題があるんじゃないかというふうにして挙げることができますのは、今の戦時性的暴力被害の皆さん、強制連行、強制労働、それから韓国・朝鮮人の元軍人軍属、それから韓国・朝鮮人BC級戦犯、そして虐殺被害、七三一部隊細菌戦
天然痘みたいなものがバイオテロで使われる場合は、テロというよりも、ある意味においては非常に大規模な施設を要するでしょうから、また、株そのものがそんなに簡単に手に入らないということでいえば、細菌戦を決意した国家間の争いの場面になるのかなと思います。
○阿部委員 まず大臣が認識してくださることは解決への一歩と思いますので、いわゆる七三一部隊と言いならわされている部隊が細菌戦の実行部隊であったということが、既に欧米のいろいろな追跡調査でも出ておりますので、我が国はイラクの大量破壊兵器問題で人を責めるばかりでなく、みずからを律するという意味でも、ぜひとも大臣に問題の所在を御認識いただきたいと重ねてこれもお願い申し上げます。
今、中国で残してきた毒ガス、第二次大戦において我が国が中国で遺棄、残してきてそのままになった毒ガスが現地の方々に大きな被害を生んで、問題になっておりますが、それと同じ時期、日本は中国で細菌戦、この痘瘡を含めたペストやコレラやさまざまな細菌を化学兵器として用いた過去が、この間、さまざまな資料でも明らかになってきております。
そういう意味で、総理、総理はこれからの課題として、九月十一日のアメリカの自爆テロ、ああいうものを含めた、核テロあるいは細菌戦、サイバーテロ、いろいろなパターンがこれから考えられるんではないか、そういう意味で我々は議論することを非常に大事だというふうに思っておりますが、この点についてはいかがでしょうか。
○田中(甲)分科員 それでは、その関東軍の防疫給水部、七三一部隊が細菌戦部隊で、生体実験を行っていたとされている点については、どのように防衛庁は認識をされていますか。
細菌戦部隊に関する資料の有無については去る四月二日の本委員会で質問いたしましたけれども、私たちの調査によれば、防衛庁の防衛研究所図書館に旧陸軍の支那派遣軍の井本熊男参謀の日誌が残っております。日本軍が行った細菌戦に関して防衛庁の防衛研究所図書館の保管する井本熊男大佐の業務日誌、これは全部で二十三冊あると聞いておりますけれども、これが大変重要なものでございます。
これらの細菌戦の作戦実行は一部隊が単独で勝手にできることではないということが井本日誌でも明らかになりました。細菌戦の作戦会議には大本営参謀本部作戦課員たちも入って策定をしているといったことも既に明らかでございます。 また、井本日誌の記載から、細菌戦が大陸命や大陸指に基づいて、つまり天皇の命令で行われていることは明らかであったと私は解釈いたします。
○栗原君子君 お言葉を返すようですけれども、政府が決断すれば防衛庁や国立公文書館あるいは厚生省、外務省その他の関係省庁にある細菌戦部隊に関する文献とか資料を総合的に分析して検討していくことができ、細菌戦部隊に関する事実の解明が飛躍的に進んでいくのではなかろうか、私はこのように思います。やっぱり気持ちをどう持っていただくかによるのではないでしょうか。
それを受けて、アメリカ側は人体実験についてみずから調査すべく、細菌戦の専門家、先ほど申しましたノバート・フェルを日本に派遣して、約二カ月間七三一部隊の幹部を調査しました。この結果はレポートになっております。
昨年、細菌戦の中国人被害者が東京地裁に提訴をしているところでもございます。 こうした状況から見て、これらの調査、確認、開示は政府の義務であると思いますけれども、官房長官はこの義務と責任をどうお考えになられますでしょうか。
○栗原君子君 またその中には、昭和十五年から十七年にかけて中国の浙江省の寧波あるいは衢県、金華、江山、湖南省の常徳などに細菌戦の攻撃を行ったという記述が見られるが、いつどこを攻撃したのか、またこの事実を認めるか、こういったことをお尋ねいたします。 それから、続けて申し上げますけれども、その被害結果を調査したアメリカの報告書や中国の公文書も残っております。
戦後、アメリカは、七三一部隊幹部の戦犯免責と引きかえに七三一部隊と細菌戦関連の資料を一括して入手いたしましたが、ジョン・H・バッチャー陸軍記録管理部長は、一九八六年九月十七日、アメリカの下院復員軍人問題委員会補償・年金・保障小委員会の公聴会において、七三一関連文書は一九五〇年代末か六〇年代初めに箱詰めにして日本に送り返した、なぜなら言葉の問題を克服するのが我々には非常に困難だったからであると証言し、
防衛庁におきましては、昭和三十三年に米国が押収した旧軍資料の返還を受けまして、戦史に関する調査研究に資するために防衛研究所におきまして約四万件の資料を保存しておりますが、この中には、御指摘のいわゆる七三一部隊、正式名称は関東軍防疫給水部、これの活動状況や当該部隊と細菌戦の関連を示すような資料は存在しないと承知しております。
七三一部隊を中心に、旧日本軍の細菌戦部隊は生体実験によって開発した細菌兵器、ペスト菌あるいはコレラ菌などを空中や地上で散布し、中国各地で数万の人々に被害を及ぼしたとされています。 一例を挙げますと、一九四〇年、浙江省の衢州、寧波、一九四一年、湖南省の常徳、一九四二年、河北省の中部地域で非人道的な細菌戦を展開しました。
ペストやコレラなどの細菌戦、またガス死、凍死、破傷風などの実験に使った中国人などは個別の名も出身地もきりすてられ、丸太と称されていた。何人実験に使ったかは丸太の号数でわかったが、中には貴重な丸太もいた。ペスト実験で奇蹟的に生き残った丸太などで血清にするため生かしておく。この丸太が暴動をおこした。丸太が入っている独房は特設監獄といい、一般の研究室の人も本部の人間も入れない。
軍医学校の防疫研究室は、中国などで生体実験やそれから細菌戦を行った第七三一部隊、石井部隊とよく言われておりますけれども、七三一部隊の中枢であったことが明らかになっているわけでございます。このために、中国の七三一部隊犠牲者遺族の人たちよりその人骨の保存と調査が求められているということも聞くわけでございます。
まず初めに、公文書の保存、公開についてお伺いいたしますが、旧陸軍の細菌戦部隊であった七三一部隊に関する資料について。この資料は一九五〇年代にアメリカから返還されたと言われています。どこの官庁がこれを収蔵しておられるんでしょうか。外務省ですか、防衛庁ですか、国会図書館ですか、あるいは国立公文書館ですか。それぞれ御回答願います。
そして、今言っておられます予研の跡といいますのは陸軍の軍医学校の跡でございまして、そこで専らそういった細菌戦に対する研究も行われていたと言われている地域でございます。しかも、石井隊長というのが後にずっと隠れ住んでおられたところが、まさにその場所のすぐ近くでございます。新宿区若松町というところでございます。
私がその分科会の中で厚生省にお尋ねをした部分でございますけれども、ここは旧陸軍の軍医学校の跡でございまして、その後に厚生省が管理をされ、建物の中も利用されていたわけでございますが、それは昭和二十年以降、終戦以降のお話だということで、その前の建物の配置が一体どうなっていて、そこにはかなり軍の人体実験やら細菌戦の実験やらがされていたと言われている建物やら、そういった研究所があった。
だって、細菌戦とか化学戦、そういうものが日本の公益に反しないのだと、それは安保の枠内なんだと、こういうことはもう絶対に許されないと思うんです。 ここでずっとお聞きいただいていた長官にお伺いしたいんですが、化学兵器とか細菌兵器がどんなに悲惨なものであるかということは、私たちは幾つかの歴史的な事件として体験しております。
細菌戦、化学戦、こういうものはもうやっぱり絶対にやっちゃいけないし、日本の法律にもありますでしょう。その点はどうですか。
○政府委員(西廣整輝君) 細菌戦、化学戦の話がいろいろ出てまいりましたけれども、現実にソ連が例えば化学戦部隊というものを大増強しているという事実関係ははっきりしておるわけであります。
それから、この前も言ったように胡喬木政治局員は、「かつての侵略者とそのシンパは、手を尽くして極東軍事裁判の厳正な審判を覆し、戦争の性質を歪曲し、戦争の罪悪を覆い隠し、中国で行った三光政策や細菌戦、南京大虐殺などの戦犯を民族の英雄として美化し、甚だしくは崇拝さえしようとしている。」これは、靖国神社公式参拝に対する胡喬木氏の公の席上における日本に対する非難の声だ。
相手が今も言うように、いわゆる戦争の罪過を覆い隠し、中国で行った三光政策や細菌戦あるいは南京虐殺事件の戦犯をも民族の英雄化し、なおかつこれを崇拝するような行為に出ているという、この相手の見方が一体間違っているかどうか、それを聞いているのです。イエスかノーか、私は聞いているのだ。君たちの、日本の方の立場はそんな悪気で言ったのじゃないのだ、そんな理屈を聞いているのじゃないのだ。